From Factory


 4月末のある日、カタログで素晴らしいビジュアルを撮って下さったカメラマンの松崎芳之さんと、Binaのスリッパが作られている北千住にある工場で撮影を行いました。とてもお天気のいい日で、窓から差し込む日差しや風が気持ち良く、ゆったりとした時間が流れていました。

 こちらの工場は二階建てのつくりで、この中で縫製から成形までを手作業で行っています。

 私が会社を辞めようと思った理由の一つは、あまりの忙しさの中で自分が作ったものに対してリアリティを感じづらくなってしまっていたというところがあります。工場でこうして人の手によって作られ、形になっているのに電話一本やFAX一枚でのやり取り。自分が思い描いていたもの、実際に立体にしてからイメージが変わったところ、職人さんと言葉を交わしながら同じ目線で作り上げることにもっと時間を使いたい。そしてそれを買った下さった方の反応までしっかり感じたい。デザイナーという仕事は、本来ライブであるはずなのに、実際は時差がありすぎてしまう現状があります。企業デザイナーとして長くやってきて、ちょっとそこを飛び越えた事がしたいなと思ったのでした。

 職人さんは一般的にシャイな方が多いですが、この日は皆さんとても気さくに色々な工程をお話しくださいました。松崎さんがすごく自然に話しながら皆さんの表情を引き出していて、出来上がりを見た時に、それぞれの方の性格やその場の空気感がしっかり伝わってくる、そして変わらず優しく温かい写真だなぁとうっとりしてしまいました。写真は誰でも撮れるけど、その人がどう見ているか、がこれ以上ないくらい伝わってくる気がします。

 トップページに新しくFactoryページを作りましたので、ぜひゆっくりとご覧下さい。こちら

これからランダムに、いろんなものづくりの現場を記録に残していけたらと思っています。

 最後に全員で記念写真。いい笑顔!

 スタートアップの何もない状態の私の挑戦を支えてくださった皆さんには本当に感謝しかありません。これからもお互いにものづくりを楽しみながら、挑戦を続けていきたいです。

 最後に、松崎さんの写真がもっと見たい!と思った方はこちらをご覧下さい。

キューバの旅の撮り下ろしなど、最高に素敵です。

 工場の皆さま、松崎さん、本当にありがとうございました。


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